捨てるところがないといって良いほどの食材のだいこん。
葉っぱは細かく刻んでチャーハンに入れたり、味噌汁の具にしたり、
大根は葉が付いている近くの部分は、辛味が少ないのでサラダや炒め物にもできたり、
真ん中部分は、みずみずしく柔らかく甘みもあるので、おでんやふろふきのような煮物に最適。
根の先に近い部分は辛味が強いので、薬味のように使うすりおろしで使われる印象があります。
だいこんの効能
根菜野菜のレギュラーみたいなだいこん。
根菜は体を温めるという印象がありますが、東洋医学、薬膳の世界では体を少し冷やす作用がある食材として扱われているそうです。解毒作用があり、消化不良を解消する効果が高いそうです。
西洋医学的には、免疫力向上(ダイコンの食物繊維(リグニン)はマクロファージの働きを高めたり、がん細胞の発生を抑制する)もあると言われているとのこと。
特にすりおろした大根には「ジアスターゼ」という消化酵素が含まれており、消化不良を起こした食べ物の分解を促したり、食べ物に含まれる有害物質を吸着して排出する役割がある為、
揚げ物や焼き魚に大根おろしを添えるのは、味だけではなくて、油の消化分解を促すという意味もあるそうです。
そういったところから、昔からおばあちゃんの知恵袋的な民間療法
「第一大根湯」と呼ばれる風邪薬のお茶(味とか印象的にはスープ)はあながちバカに出来ないであろうと思います。
大根おろしとほんの少しのショウガおろしを番茶に加え、飲みやすいように醤油で味を整えます。
量の目安:
大根おろし:大さじ3
生姜のすりおろし:小さじ1
醤油:大さじ1
熱い番茶(またはお湯)2カップで割る。※自分の舌で好みで調節するのがいいと思います。
風邪による38度以上の高熱や寒気、発汗などに効果のあるとされています。
かいた汗は拭き取り、そのままぐっすり寝てしまえば風邪の治りも早くなるので、薬で症状を抑えるよりは免疫力と体力で風邪を治したいと思う方はこのお茶適しているかもですね。
のどが痛いなという時は、だいこんの根を角切りにしてはちみつ漬けにして、一晩おくとだいこんのエキスがはちみつと融合した「飲むのど飴」(大匙2をお湯で割って飲む)ができます。
ちょっとクセがある臭いがあるので気になる場合は生姜を入れたらいいかも。
風邪引き始めにも効果を感じられます。
今、スーパーに行くと大体、だいこんは一本98円くらいで山梨では買えるんですが、
畑がある家ではふつうに作っているので、味比べみたいにおすそ分けしています互いに。笑
安くて、使い勝手もよく、体にもよい。(灬ºωº灬)♡
これは神様のプレゼントではないですか。(+O∪Op嬉q)◇+。
ぜひ、生活に取り入れて、美味しく健康管理していただけたらと思います(●´v`人)*. ☆
(2016年12月4日Up記事リライト)