進路や教員採用の面接で聞かれることの一つに、

「あなたの長所は何ですか?」

という質問がある。

 

日本人が苦手とする質問の一つだ。

 

自分の「短所」はよく目に入るが、

自分の「長所」はなかなか目に入らない

 

後輩の面接指導をすると

長所ですか?短所ならいっぱいあるんですけどねぇ~

という声を良く聞く。

 

なんで「短所」は良く見つけるのに、「長所」はなかなか見つけられないのだろう?

 

考えてみた。

 

原因の一つに、

「教育」と「思想」があるんじゃないかと思う。

教室1

@ja.wikipedia.org

日本の教育は「個性を伸ばす」というスローガンは立てているけど、

実体はまだまだ「団体行動優先」の考え方が根強く、

教育現場でも「みんなと一緒が良いこと」という暗黙の了解が根底にあるように感じる。

 

1人の教師で40人を担任するとなると、

決められたカリキュラムがあり、

決められた時間制限がある中で

それぞれの個に応じた接し方や導き方はなかなかできない。

「余裕がない」のだ。

鳥

@www.civillink

かなりの実力があるか、ベテラン教師だと可能かもしれないが、

普段のノルマ(その時期にやるべき学業と行事)をこなすだけでも精一杯だ。

しかも、年々教員にかかる負担と状況はひどくなってきている。

 

去年のまっちゃんがそうだった。

10年目という経験があるにも関わらず、

中間指導者に任される仕事も増えて

教師の仕事に毎日追われ、

(今までこんなにハードで時間に追われてたっけ??)

と自問自答するくらい、

毎日「時間」に追われ、「やるべきこと」に追われ、

本来やりたかった個性が輝くイベントまで全然手が回らなかった。

焦る1

@blog.livedoor

日本の教師は「世界でもトップクラスの忙しさ」だ。

教育が進んでいる「北欧」の方は教師の仕事と業者の仕事が上手く分けて設定されていて、

「教材研究」や「教材づくり」は業者が全てやってくれるらしい。

しかも、10人前後の少人数学級指導だ。

宿題も無いのでその分の丸付けも無い。

 

日本はどうか。

毎日遅くまで宿題の丸付け、教材研究、教材づくりに追われる。

外国の教師とは雲泥の差だ。

 

「心の余裕」が視野を広げる。

「心に余裕」がないと周りが見えない。

 

時間に追われて心に余裕がない教師は、

子どもを導く時に、

一つのやり方で、皆が一斉に同じ方向に動くこと

を好む。

だから、

集団の中にいる子どもを褒め、

集団から外れる子どもを叱る。

 

それが必要な時もあるが、

待ってあげたり、

理解して認めてあげることがもっと大事だったりする。

 

子どもにとって「教師」は「絶対的な存在」だ。

低学年であればあるほどそうだ。

 

だから、教師に褒めて貰った事がすごく心に残るし、叱られた事も強く残る。

教師がどう接するかが、子どもたちの善悪の判断基準になりやすい。

 

「あのこはいつも先生に褒められるから凄い」

「あのこは先生がいつも叱ってるからダメな子なんだ」

 

子どもたちの中で、知らず知らずのうちにレッテルが張られていく。

 

そのような環境では、

(「周りと違う自分」を見せると叩かれるんじゃないだろうか?)

みんなと違う考え方はおかしいの??)

と、子どもの自由な思想や行動が制御されがちになる。

 

このような教育指導の中で長年生活し、それが「常識」となったら、個性的な部分はぎゅっと押し込めれ、「周りと違う自分」はむしろ「短所」に感じてしまうのではないだろうか。

教育機関の限界である。

 

「聖書」にはこう書いてある。

 

 目は手にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、また頭は足にむかって、「おまえはいらない」とも言えない。

<コリント人への第一の手紙12章21節>

 

☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜

聖書4

@labaq

 実際、からだは一つの肢体だけではなく、多くのものからできている。

 

もし足が、わたしは手ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

また、もし耳が、わたしは目ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

 

もしからだ全体が目だとすれば、どこで聞くのか。

もし、からだ全体が耳だとすれば、どこでかぐのか。

 

 そこで神は御旨のままに、肢体をそれぞれ、からだに備えられたのである。

 

もし、すべてのものが一つの肢体なら、どこにからだがあるのか。

ところが実際、肢体は多くあるが、からだは一つなのである。

 

にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、

またにむかって、「おまえはいらない」とも言えない。

 

そうではなく、むしろ、

からだのうちで他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのであり、

からだのうちで、他よりも見劣りがすると思えるところに、ものを着せていっそう見よくする。

 

麗しくない部分はいっそう麗しくするが、 麗しい部分はそうする必要がない。

 

神は劣っている部分をいっそう見よくして、からだに調和をお与えになったのである。

 

それは、からだの中に分裂がなく、それぞれの肢体が互にいたわり合うためなのである。

 

もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、

一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ。

<コリント人第一の手紙12章14~26節>

 

☆。.:*・゜☆。.:*・゜☆。.:*・゜

 

とても深い聖句だと思う。

神様がそれぞれを個性的に創造したのは、それぞれの個性が必要であり、

みなが自分の個性通りに輝いてこそ、調和が成されるからだ。

 

お師匠は不細工で頭も悪くて自分の容姿がとても醜く見えて嫌いだったそうだ

鏡で自分の顔を見るたびに、鏡を割りたくなるほど嫌だった」と仰った。

鏡

@tatsumiglass

でも、聖書に出会って、神様がどうしてそれぞれを個性的に創造なさったのかを知るようになり、

神様がどれほど一人一人を愛して創造したのか」を知り、

「外見よりも内面の方がもっと重要だ」という事が分かり、

神様が振り向くしかないくらい素敵に自分を作ろう!」と考えが変わったそうだ。

 

「人間は作り方次第だ」

 

これは、お師匠の箴言の中でも「ミスコリア」に選ばれるくらいの箴言だと仰った。

(お師匠は韓国人。日本だと「ミスJAPAN」に当たるNO1箴言だということ。)

 

あなたの今の「考え方は」自分が置かれた環境の中で培ってきたもの。

「考え方」は変えることができる。

 

どうやって?

光

@hikaricollabo-manual

「自分の価値」を正しく教えてくれる人に学べばいい。

「自分の価値」を正しく見る方法を教えて貰えばいい。

 

「自分の価値」を変えるのは「自分自身」だから。

 他の誰でもない。自分で自分を作るのだ。

 

「自分の価値」は「自分で作るもの」

 

お師匠は仰った。

 

「あなたは変われるよ。」

 

「自信がありません。」

 

神様の言葉は、人の心を変えることができる力がある。」

光1

@ameblo

1人では難しくても、「神様の言葉には威力があるからできる」と教えて貰った。

 

人は、変わることができる。

 

「自分が嫌いな人」は、「自分を好きになる」ためにまず、この3つをやってみることをおススメする

 

① 自分の存在を認める事・肯定的な声かけを自分にする

朝鏡をみる時、「可愛いね!」「かっこいいね!」「素敵!」など自分に声をかけてニッコリ笑顔を作ってみましょう。

② 人と比べ、自分を卑下することをやめる

人と比べて落ち込むような考えは頭からポイです。ポイ。

③ 「良い言葉」を沢山聞く事

脳の中に、素敵な言葉、元気が出る言葉、肯定的な言葉を沢山入れましょう。

脳

@www.chem-station

自分がどんな言葉をいつも耳にするかで「自分の考え」が形成される。

 

いつも「否定的な言葉」を口に出す人は、自分の話した言葉が自分の脳に蓄積されている。

(自分自身の事もそうだし、他人の悪口もそうだ。)

いつも周りに「否定的な言葉」を話す人がいると、その言葉が知らず知らずのうちに自分の中に溜まっている

 

だから、悪口、陰口、否定的な言葉はできるだけ避けること

 

聞かないのが一番だし、

口に出さないのが一番。

 

人の悪口も自分の悪口も、頭に浮かんだ時に瞬時に捨てること。

 

そして、「良い言葉」を沢山吸収して自分のものにすること。

 

まっちゃんは、「良い言葉」と「良い考え」を摂理で沢山学んだ。

 

あなたの周りにある「良い言葉」を探してみてください。

気になるなら、「摂理の御言葉」も聞いてみて下さい。

 

「言葉」は「考え」を作り、

「考え」は「行い」を生みます。

 

 

自分を自分でギュウギュウに縛り付けてしまっていたところから抜け出す方法は、「真理」を知ること。

聖書4

@labaq

「聖書」にはこうかいてある。

「真理があなたを自由にするであろう」

 

 また真理を知るであろう。そして真理は、あなたがたに自由を得させるであろう」<ヨハネによる福音書8章32節>

 

 

 

 

★まとめ★

~「自分を好きになる」ための3つのこと~

① 自分の存在を認める事・肯定的な声かけを自分にする

朝鏡をみる時、「可愛いね!」「かっこいいね!」「素敵!」など自分に声をかけてニッコリ笑顔。

② 人と比べ、自分を卑下することをやめる

人と比べて落ち込むような考えは頭からポイです。ポイ。

③ 「良い言葉」を沢山聞く事

脳の中に、素敵な言葉、元気が出る言葉、肯定的な言葉を沢山入れておく。

 

 

 

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