ちょっと前のあさイチで「上白糖」について企画(基本の調味料シリーズ)をしていました。
街を行きかう人々に「上白糖・白砂糖についてどういうイメージがあるか?」インタビューをしたところ
・体によくない
というイメージが多く、それは「なぜか?」と問うと
・漂白されているってきいた。
・茶色い色の砂糖の方が栄養があるってきいた。
というあいまいな理由でした。
私も言われてみれば、はっきりした理由を知らず、同じイメージを持っていたので
これは・・・・と足を止めて見入ってしまいました。
番組では砂糖の作られる行程を工場の現場を紹介し
砂糖の成分については女子栄養大学の砂糖に詳しい教授にインタビューするなどなど具体的にレポートされていました。
結果
漂白ではなくて遠心分離機にかけて精製されて白くなるゆえに、「化学薬品などを使って漂白されていない。」
と明白になりました。
分かりやすく説明されているサイト⇒白い砂糖の真実、そして三温糖との関係
そして、上白糖は日本独自のお砂糖だそう!
海外にお土産で持っていくと「何だこのしっとりとした砂糖は!」と驚かれてそのまろやかな甘みを絶賛されると料理食材研究家の方が言っていました。
へぇー知らなかった。
関西風すき焼きを例に「油を敷く代わりに、上白糖をお肉にまぶすことで肉が柔らかくうまみが増す!」というお話しを伺ったので今後のレシピに生かさせてもらおうとφ(..)メモメモ
気になる栄養素については
上白糖と三温糖の栄養素は大差がなく、三温糖の方がカリウム・ミネラルを多く得られる!という考えはちょっとナンセンスであり果物や野菜などでカリウム・ミネラルを摂取する方がよっぽど摂取しやすいだろうとのこと。
また、糖は脳には必要ですが「とりすぎずにご注意を!」と何度か念押しもされてました。
上白糖と三温糖は同じ材料
しかし「作る工程が違う。」
それにより「味も少し変わる。」という事が分かりました。
分かりやすいサイトがありました⇒「上白糖」と「グラニュー糖」と「三温糖」の違い
というわけでまとめると・・・
白砂糖は漂白されて白いわけでないし、体に有害というのは摂取しすぎたら害になるだけとのこと。
なので、上白糖は悪いものではないのです。
なるほど納得な分かりやすいサイト⇒きび砂糖と三温糖・てんさい糖の違いは?健康にいいのは?
あさイチでは検証型の内容かつ
視聴者の食生活を豊かにする知識を届けてくれました。感謝。
「そうか!摂理や宗教についての悪い印象もこのように払拭させればいいのだねぇ」と改めて確認させてもらいました。
ちなみに、
なぜ「上白糖は体によくない」というイメージを抱いていたのか?
それは「ネガティブキャンペーン」によるものだという事を知り、情報の鵜呑みは恐いなぁと改めて感じました。
ネガティブキャンペーン:相手の政策上の欠点や人格上の問題点を批判して信頼を失わせる選挙戦術。また,広告で他社商品の短所を強調する宣伝方法。
引用元:weblio辞書 三省堂 大辞林