先日、西日本新聞で熊本地震の記事をみたら、
「熊本地震における神社仏閣の被害が九州で700カ所以上に上る」
とあった。
詳しくは、
福岡 寺院 15 神社 20
佐賀 寺院 26 神社 37
長崎 寺院 0 神社 6
熊本 寺院316 神社100
大分 寺院 88 神社 99
宮崎 寺院 1 神社 2
鹿児島 寺院 0 神社 0
合計 446 264
(寺院4/25 神社5/15の情報@www.nishinippon.)
九州の他の県の被害件数と比べてるとはっきり分かるが、
熊本の寺院被害件数 316が一番多い。
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日本は「政教分離」の原則があるため、公的支援が受けられず、檀家もほとんど被災していてそれどころではないので、檀家や氏子からのお布施も寄付も期待できない状況。
「文化財」に指定されている神社仏閣だけは「文化財保護法」があるため、支援金を受けられる。
そかし、今回の熊本地震で被災したのは「文化財」に未指定だった神社仏閣が多かったようだ。
神社仏閣を立て直すには、かなりの金額が必要だ。
写真に崩壊した寺が写っているが、
「寺の再建だけでも一億円はかかるだろう」
と住職さんが話していた。
記事元@www.nishinippon.
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阪神淡路大震災も、東日本大震災も、復興までにかなりの年月が必要になった。
現地では、ライフラインは復旧しても、まだ以前のようには暮らせない人が多い。
何よりも大事なのは、「人の命が守られる事」であり、その上で「衣食住が守られる事」である。
まだその部分が完全に成り立たない状況の中、支援もほとんど見込みがないのであれば神社仏閣の再建はかなり難しい課題だろう。
早く現地の状況が回復し、みなさんが安心して暮らせるようになりますように・・・。
人間が「互いに同じ方向」を見たら同じものが見えるように、
考えも「互いに同じ考え」をしてこそ通じる。
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