刃物のような鋭く研ぎ澄まされた集中力。
シングルスの三位決定戦の試合、福原愛選手と北朝鮮キム・ソンイ選手のプレーを見て、その気迫、その真剣さになぜか涙が出てきた。
摂理のスポーツはひたすら神様に感謝と愛で栄光を帰すものだから笑顔ありきな世界だけれど、そうだ摂理ではないスポーツはこういうものであった。。。とカルチャーショックを受ける瞬間でもあった。
しかし、はっきり言って卓球に全く興味のない私が、目が離せなかった。
言葉にならない思いがその一つ一つに現れていたから・・・。国の代表というのはどういうことなのか、そして自分の人生かけて行なうってどういうことなのか。。。
真剣さがにじみ出るその一球に、その姿に
私も切実にするべきことをこのようにしているだろうか。。。
そう思った。
もうすこし限界に近づこう。そう決意に似た気持ちをもらう試合だった。