むかし妹が、眉毛の手入れをしすぎて麻呂になってしまった時に
両親がこぞって「なんだその麻呂ッ!?」と
夕飯時に「麻呂!麻呂!」と連呼しつつ詰問しました。
妹の麻呂眉よりも世代を超える「麻呂眉」の浸透力のハンパなさに驚いた在りし日、それほどにも眉ってだいじなんだなと思ったものです。
わんこの麻呂眉は問答無用にカワイイですが、
さて人間の眉毛は、「顔の額縁」だそうです。
とあるメイクアップアーティストの方のコトバを毎日、眉毛を書く時に思い出すのですが
額縁がどうなのかによって絵の格や雰囲気が左右されるっていうその比喩のごとく、
眉毛の出来上がり次第で、自分のテンションも左右されます。
額縁ってだけあって、奥が深い。。。
つい、気になりすぎて少し濃くなるとイモトさんみたいになってしまったり
、どっかのスナイパーみたいになってしまったり、
いろいろもがきにもがいて、書き直したりする日もしばしば・・・
そんなある日、原宿のアイコンであるペコ&りゅうちぇるが「メイクってなりたい自分に近づける方法」というような一言をおっしゃっているのを目にしました。
ほうほう、なるほど!
その日の気分に合わせて、書き足せばいいんだね!と、そんな気持ちで描くようになりましたところ濃すぎる事態が勃発することがなくなりました。
よく雑誌とかで「書き足せばいい」というアドバイスをそこかしこで目にしてきましたが、
「何をどう書き足すのか?」が分からなかったのです。
というのは、父親譲りの濃くて太目の眉毛を持ち合わせているため、書き足す意味合いがイマイチ分からなかったのです。
じゃ、眉描かなくていいんじゃん?って思うかもしれないですが、眉毛そのモノのバランス問題があるので、描く必要はあるのです。
今どきのフワッとした眉にしたくても、元がしっかりしているのでフワッと出来ない・・・
と思っていましたが!
「なりたい自分に近づける」というコトバのイメージでブロウパウダーを使ってなんとなく出来るようになりました。
なので、やはりコトバとイメージってだいじだなぁ~と改めて思ったのでした。
というわけで、オチは何か?っと言いますと
イイ言葉。とは、「自分が求めている答え」何だなってことです。
そう、だから摂理で神様の御言葉を学んで早15年近くになるのだなと、振り返ったりした眉毛の一件でした。