花屋にはないお花がもっている、その力強さにはげまされるんです。
だれかが植えたのでもなく、
だれかに肥料をもらったり、水をかけてもらっているわけでもなく、
雪に埋もれたり、寒波に何度もさらされたはず。
でも、咲いた。
踏まれることもあるだろう。
でも、生きる。
ただありのままで生きることの美しさを
おしえてくれる。
道端のお花。
今もし不遇な時、
冷たい風、凍りつくような雪がのしかかっているようなことがあるとしても
いつかは花を咲かすその過程だということ。
温かい春の日差しの中で輝く瞬間がいつかは来る。
それをお花たちは伝えているのだ。とおもうんです。