『やまなしの桜の名所』わに桜。>ここまで来たら寄って行ったらいい温泉

 

水田の広がるなかに、こんもりと盛り上がった塚の上にある1本桜。

樹齢約320年の一本桜。樹高約17m、根回り約3.4m、枝張23mのエドヒガンザクラ。

「わに塚」と言われる、この塚は、「日本武尊」の
王子「武田王」の墓とも言われるところから「王仁塚」とする説や、
塚の形が鰐口に似ているので「鰐塚」とする説など諸説があるそうですが、その上にこの大きな桜が咲いています。
なので、「わに桜」もしくは「わに塚桜」とよばれています。

私が高校生だった時、
この近所に住んでいた友達と、お花見しようぜ~と言って気軽にお弁当を広げるくらい
のどかなところだったのですが
2005年前後くらいから、ドラマロケに使われたりし始めて、その景観をみたい!という方々が
徐々に増え始めて2008年くらいから、ライトアップされるようになり、今では柵で守られていて
近くでお花見弁当など広げられません。(っていうか、お墓の上で食べていたんだね。。。。(^_^;)無知ゆえの無邪気(-_-;))

●見頃         4月上旬~中旬
●アクセス  韮崎ICから車で約15分、韮崎駅からタクシーで約10分

 

さて、この「わに桜」から車でだいたい10分弱のところに「旭温泉」という温泉があります。


地下1200mの石英閃緑石の岩盤より湧出する源泉を加水・加熱・循環なしの100%源泉の韮崎旭温泉 韮崎旭の湯。
温泉好きの人にはかなりツボな炭酸泉
ぬるめの40.5度のお湯でリラックス。

 

あさひ温泉
営業時間:10:00~20:00(火曜定休) 大人600円/子供300円
住所:山梨県韮崎市旭町上条中割391
電話:0551-23-6311

そんなに大きな施設ではないのと、ご近所さんから県外からのリピーターも多くて、いつも混んでいる印象があります。
景観はとくに見どころはないのですが、お湯がいい!!との太鼓判で五つ星をもらっているところです。
(いろんなサイトや雑誌で紹介されています)

良い旅夢気分的、一日を過ごすハシゴプランです^^

 

参考:富士の国やまなし/韮崎市観光協会/湯秘境温泉神秘の湯

郷土愛の塊。>吉田のうどん

山梨県民は富士吉田地域を、「よしだ」って呼びます。
なんか人みたいですけれど(笑)

吉田っていったら富士Qハイランド

 

 

そして、なんといっても吉田のうどんです。
コシというよりは、硬いんです。噛めば噛むほど食べ応えがある硬い麺が特徴。
「つゆ」も醤油と味噌がブレンドされたものが主流。
薬味も、唐辛子と山椒と胡麻油を混ぜて店ごとにアレンジされています。
うどん=「讃岐うどん」みたいな、つるっとしたやわらかいイメージで「吉田のうどん」食べると、ちょっと驚くと思います。

「吉田のうどん」に対する吉田のみなさんの情熱はハンパないです。

マスコットキャラの「吉田のうどんぶりちゃん」↑

そして、山梨県立ひばりが丘高校 「吉田のうどんナビ」↓
山梨って言ったら「ほうとう」が定番ですが
実はこのように、富士吉田地方には、「吉田のうどん」という熱いソウルフードがあるのです。

富士吉田の地域でなぜ、このようなうどんを食べるのか。
富士山麓の標高約650mから850mに市街地を有する高原都市ゆえに、年間平均気温は11℃。
それに加え、富士山噴火による火山灰土壌で稲作には不適な地域ゆえに小麦で「すいとん」を食べるような食文化だったそうです。
どうして固いうどん麺になったのか?というと、昭和初期に織物業が盛んだった当時、はたを織る女性の手が止まらないように、男性がお昼ご飯うどんを作ったところ、力任せに錬ったから歯ごたえのある麺が主流になったのでは~とのこと。

よく噛むと、満腹中枢が刺激されるといいますしね・・・
美味しいお水でつくる麺は確かに噛めば噛むほどおいしい。

その時の状況と環境に合わせて誕生した「吉田のうどん」
これは・・・・と食べた人だけがわかる、個性的な「吉田のうどん」
クセになるか、思い出になるかは食べる人の好みで分かれるところでしょうが、
農林水産省が選定する、「郷土料理百選」の一つに選定されているそうです!

郷土料理百選:”全国各地の農山漁村で脈々と受け継がれ、かつ「食べてみたい!食べさせたい!ふるさとの味」”

たしかに、味もいきさつも吉田ならではです^^

 

神様がくださった個性について最近あらためて学ぶことがあったのですが
「どちらいい」というよりは、
「どちらよい」という事なんですよね。
これがスタンダードという基準がないというか。
人も味も、作られた経緯がある
それぞれを認める時にそれぞれの価値がある
そうおもいます。

 

 

 

 

参考:富士吉田観光