いまさらですがTPPについて学んでみました。

一昔前に流行った「池上彰のやさしい経済学」でお勉強。
ニュースを始めとしてTPP反対反対とすごく叫ばれているけれども、結局TPPってなんだろう・・・とそして、何が問題なんだろう?とかなり前から気になっていたので、とうとう手に取ってみました。

本書のいいところは、「読み手が自分で考えて判断すること」を念頭に、必要な情報・知識を分かりやすく提示してくれているところ。

不良債権がなぜたくさんあるのか、どうして不況になったのかなどなど、
ニュースや実生活で感じていたさまざまな「どうして?」がひも解かれました。
お金の専門家のさくらさんが以前話していたことも「なるほど!このことを話していたのね~」とわかる様になったり、知りたかったTPP&何が問題視されているのかについても明確になりました。

「知る」ことって大事だなあ・・・・と染みる本でした。
知らなければ、流されてしまうしかない・・・
より良い判断を取るためには知ることが大事だなぁと痛感。

具体的に経済学ってなんなの?というそもそもなところを、実際の歴史的事象をもとに教えてもらえる本でした。
政治と経済って私から一番遠いモノと思っていましたが、現在と未来をよりよく生きるために知ることが必要だなぁと。
そして知ることから、何が出来るか?を考える自由さと選択できる可能性が生じてきて楽しくなりました。

これまた一昔前にドラマ化された「柳沢教授」(私は漫画読んで集めていた)で「経済学は人間を考える学問だ」というフレーズ(間違っていたらスミマセン)から、経済学に興味はあったのですが、オモシロくなさそうと思って着手せずでした。具体的に知ってみたら、食わず嫌いでした。問題を解決するために考え続けて、行ない続ける終わりなき学問、経済学の面白さを知りました。というか「あれ?これチョンミョンソク先生が教えてくれた内容と通じている!!」と、真理を見つける瞬間が結構ありました。そして、分かる分だけ、判断・捉え方も変わってくる手応えも感じられて学ぶ楽しさ、再熱。

というわけで、オススメなシリーズです。

民話と聖書の違いってなんじゃらほい。

山梨ネタばかりで恐縮の限りですが(^_^;)
running中に富士山と八ヶ岳を見比べる時に、ふとある民話を思い出したのです。

富士山と八ヶ岳がどちらの方が高いのか背比べをしたというお話し。

富士山も八ヶ岳もどちらも高い山だけれど、一体どちらが日本一なの?と。
ある日、はっきりさせようということになりました。
目立った差がなかったため、どうしたら一目瞭然にわかる方法があるだろう?と考えあぐねたところ、よし竹を割ってそれぞれの頭に載せて、水を流しどちらに流れていくかそれで低い方がわかるだろう!という方法を取りました。
ながーい竹を探してきて、真っ二つに割って、そこにお水を注ぎました。
そして、とうとうと水が流れて行ったのは富士山の方でした。


しかし富士山はその結果を認めがたく、審査に使った長い竹を日本一は私だ!と喜ぶ八ヶ岳さんの頭に振り下ろして八ヶ岳の頭をぶっ叩いてしまいました。
そのために八ヶ岳は今のように八つに割れてしまったのです。。。という民話。。。です。

その民話を聴いた幼子の時は「そうかぁ山もより高い方がイイ!と思ったりするのか~」なんて思ったりしましたが、
今さらながら、八ヶ岳が頭かち割られてそうなったのだよね~というその発想が非常に恐ろしい。。。
嫉妬って怖いよね。みたいな感じで絵本に描かれていました。

人間のいろんな感情を事物に投影したりするのは民話や神話に多いですが、聖書は神様が人間にくださったメッセージ。
人間に伝えたいメッセージを森羅万象を通して伝えてくださっています。

一人ひとりが大事な存在なんだよ。
比べることは出来ないんだ。ということ、それを100匹いる羊の中で1匹いなくなったらその1匹を探し続けて見つけたら99匹にも勝る喜びがある。そういう、たとえ話をイエス様がしてくださっています。

自分も神様の前ではそういう尊い存在なんだってこと。

それを教えてくれる聖書ってみんなに必要な書物です☺