今週の主日礼拝で
「あなたも人々も【接し方】にかかっている。【ボールペンの先】で接したら刺すようになり、【ボールペンの柔らかい方】で接したら刺しても痛くない。」
という御言葉があった。
@www.irasutoya
この話を聞きながら、ある場面が思い出された。
まっちゃんが初任者の時。
小学校二年生担任だったが、
クラスにADHDの子がいた。
その子は、
友だちと遊びたくて仲良くしたくても、
上手く表現できずきに空回りしてしまう事がよくあった。
それで、ある日
いつも仲の良い友だちと
ささいな言い合いになり、
「もう!!」
【鉛筆の先】をその子に向けてしまったのだ。
@fitmugen1130
相手の子も怖くて
とっさに手を出したから、
【鉛筆の先】が手に刺さって
芯が掌に残ってしまい
一大事になってしまった‼
刺した本人が一番驚いてしまって、
「ちがうもん!!!」
と泣き出してしまった。
その子は「鉛筆を刺す気」は全くなかった。
ただ、
「ちょっと相手を驚かせよう」としただけだ。
しかし、
【鉛筆の尖った芯の方】
を相手に向けてしまったから、
思いもよらない怪我をさせてしまった。
このような事は、
小学校の現場で良くある。
「そんなつもりなかったの・・」と。
しかし、
怪我をさせてしまってからでは
「覆水盆に返らず」
「後悔先に立たず」である。
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御言葉の中で、お師匠はこのようなことを仰った。
「たとえ、相手に直すべき所があったとしても、【ボールペンの先】を刺すように【鋭く】接してはいけない。そうすれば、相手を驚かせ、恐れさせる。」
「そうせはなく、【ボールペンの柔らかい方】で接するように【優しく】接して、自ら悟らせるように、直せるようにしてあげるべきだ。」
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お師匠のエピソードの中に、
「スイカの話」がある。
@kmsys-freesozai.seesaa
夏の暑い日、
一日中作業を外でするので、みんな暑くてのどがカラカラ。
お師匠は一人の男の弟子に
「スイカを買って川の水で冷やしておきなさい。」
と言って川の水で冷やしておくようにさせた。
後でみんなで食べるためだ。
しばらく作業をして、
一休みする事になった時、お師匠が他の弟子に
「冷やしておいたスイカがあるから取ってきなさい。」
とお使いに出されたが、
見に行った弟子が
「スイカはありませんでした。」
と何も持たずに帰ってきた。
「そんなはずがないよ。あなた行ってきて見て。」
他の弟子をもう一度見に行かせたが、
「やっぱりありませんでした。」
と同じことを言う。
実は、弟子の一人が何も知らずにスイカを見つけて一人でこっそり食べてしまったのだ。
(やばい・・・あれ、みんなで食べる用だったんだ・・・(;´Д`))
@www.irasutoya
様子のオカシイ その弟子にお師匠が
「あなた、食べたでしょ?」
と仰ったが、
とっさに
「私は食べてません!」
と答えてしまったそうだ。
@blog.universalhome
(しまった・・)と思ったが、
一度嘘をつくと、ますます言えなくなり、
「本当に本当?」
「ええ、食べてません!」
結局最後まで、嘘を付き通してしまったそうだ。
それから その弟子は、
(いつバレて叱られるだろう・・)
ビクビクして毎日過ごすようになる。
しかし、
お師匠は何も仰らず、
ひたすらその弟子に良くなさった。
@illpop
みんなでスイカを食べる時も、
その弟子を一番近くに来させて、
先にスイカを渡して下さった。
そのたびに、
(あぁ、先生は分かっていらっしゃる・・)
@www.irasutoya
「良心の呵責」をビンビン受け、
とうとう「自分が耐えられなく」なって、
「先生、あのスイカ、私が食べました。」
と白状したそうだ。
お師匠はそれを聞いて。
「うん。分かってたよ。いくら食べたくても、もう勝手に食べてはいけないよ。」
と話して下さったそうだ。
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このエピソードを思い出しながら、
これが【ボールペンの柔らかい方】で接する接し方だと思った。
小学校でも、子どもたちは何か間違いを犯すことは日常茶飯事だし、
相手を傷つけてしまうこともある。
しかし、そのたびに【ボールペンの先】で刺すように接してしまっては、
その子にも傷になる。
相手の「良心」に語り掛ける指導方法は、一番スマートで次元の高い方法だと思った★
やっぱり、神様の教えて下さる「接し方」は一味違うなぁ!
お師匠、学びます!!(*´∇`)ノ