小学校の低学年にあるある。

 

「これ私の!!」

 

「私が先に取ったもん!!」

「え~違うよ~。」

 

「絶対先だったもん!!!」

 

「私の方が先だったーーーー!!!!!」

 

以下繰り返し.....

 

「お互いに、全~く譲らない」

..の図(^_^;)(;´д`)トホホ…

 

 

こういう場合、両方の話を聞くが、自分の良いように話すので、まとまらない事が、多々ある。

╭(°ㅂ°)╮ギャァ╰(°ㅂ°)╯ギャァ

 

なんでなんだぁ~~~??

 

よく、

「幼い時は自分しか見えていないから」

とか言うが、そうではない子もいるのに....

 

集団生活をする上で、

「相手の事を考えてみる」

ことはとっても大事。

 

.....こんな時、

お師匠の弟さんが話してくれたエピソードを思い出す。

 

 

【飴ちゃんエピソード】

師匠が小学校低学年の頃...

戦後で貧しくて、飢えて葛の根を掘って噛んで暮らす中、小学校の先生がみんなに飴を一粒くれたそうな。

 

子どもたちはなかなかありつけないご馳走に大喜び!!

そんな中、一人の男の子だけが先生の所に行って、

 

 

「持って帰って良いですか??」

 

 

と。先生が不思議に思って理由を聞くと、

 

「うちにいる弟に食べさせてあげたいんです。」

 

と。他の子たちは飴を自分が食べる事に無我夢中な中、まさかそんな事を言うと思わなかったから、先生は感動して特別に許可してあげた。

 

その子は喜んで、

飴を握り締め、

急いでうちに帰った。

 

走って、走って、走って....

 

飴一粒、自分だって食べたくて、

どんなに心が揺さぶられただろうか。

 

 

..でも、その男の子は自分の事より、

弟の顔が浮かんでいた。

「あの子に食べさせてあげたい」、

「どんなに喜ぶだろう」、と。

 

 

飴一粒。

 

走って走って、やっと家についた時には、

汗で、飴は完全に溶けてしまっていた。

 

 

男の子はそれを見て、泣いた。

泣いた...泣いた。

 

 

飴一粒。

 

 

小さいけど、そこには大きな【愛】が詰まっていた。

 

 

小さな男の子の大きな【愛】。

 

 

誰もが【愛されること】を願うけど、

【愛すること】の方がもっと大きい

と教えてくれたのは、お師匠だった。

 

この話は、お師匠の弟さんが、

 

「私が大きくなった時に母が教えてくれた兄の話だけどね..」

 

...と教えてくれた、

【愛されるより、先に愛した】

男の子のエピソード☆。.:*・゜

 

 

【先に愛する人】が増えたら、

きっと世の中変わるだろうな...

 

まずは、師匠にならって、

私から始めようっと(*´▽`*)☆彡