派遣会社の人に、ある案件で問い合わせをしたところ
「製造業でいいですか?」と言われた。
たしかにね。
立ち仕事で、重いものを持ち運んだり、工具を使って組み立てするとか。
いわゆる キツイ・キタナイ・キケンに引っかかるため
その「で」に込められた思いをなんとなく察する。

やまなしなので、事務系よりは製造業の仕事が多い。
私の父は醸造系の製造業に高卒から定年まで勤め上げた。
高卒だから、父がどんなに真面目に働いても、サービス残業を何十時間しても、
役職は特につかなかった。
電気工事や水道工事の資格も取っているけれども、高卒だから
県外から転勤してくる四大卒の年下の上司の面倒を何気に見る感じ。
それでも父は、「買ってくれるお客さんにとって、良い商品だと思ってもらえるモノを作れたらそれでいい」
誇りと信念を持って働いてた。
大きな会社だと、実績や能力よりは学歴を重んじるのかと世の中の物差しを知ったのだが
そんなものは知らんというかんじで、自分の善しと思うことを貫いた
父のその姿を見たから、私は製造業ってカッコイイなと思った。

何を軸に
何を思って、働くのか。

その目的。
その信念。

それが原動力と比例する。

ちょっと私そのあたりどうだったのかな?
今の仕事5年目に突入し、いろいろと思うところ(身体的不調も含め)が出てきたので転職を検討し始めたのだが
仕事の内容の前に、正すべき考えがあるかもと点検する機会になった。

仕事に対して、環境に対して私は真摯に最善を尽くしていただろうか。
神様の前にちゃんと立てるような行ないが出来ているだろうか。と。

ストレスで体調が思わしくない~と
それを理由に傲慢なところがあったと反省する思いが湧いてきた。
そして、

ストレスを感じたら、2つ対処法があるとチョンミョンソク先生から教えてもらったことを思い出した。

①別の場所に移動する機会として別の場所へ移る
②対処を変えて乗り越える

先生は、過酷な環境の中でろくに寝ずに食べずにすべき事勤しむ中で、耳鳴りがするようになったそうだ。
その時に、この雑音は自分を応援してくれている人達の声だ。そう思って、考えを変えて乗り越えた。
考えで心が変わる。
考えで、感じ方が変わる。
私も今の場所で、最善尽くして、神様の願っている姿に近づけたら
天がよりよく良い方向へ導いて答えをまた与えて下さるだろう。
そう思った。

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(2017年8月10日UP記事リライト)