今週の主日の説教で、衝撃を受けたことが2つある。
その一つが、祈る時に決して膝を崩さなかったチョンミョンソク先生が、
椅子に座って祈ることについて話されたことだ。

先生の膝や足腰に問題が生じないのかとても気がかりだった時がある。
なぜか?
先生は1日に8時間以上祈られると聞いたからだ。
私が1日に最高に祈っても5時間~6時間なのだが、
そうすると足とひざが痛くなるだけでなくて、歩く時、立つ時に違和感を感じる。
5~6時間でこれならば、その倍祈っている先生が何もないはずがない。
だから、心配だった。
何年か前に、ひざや足が痛いことがありませんか?正座でなくて椅子に座って祈るほうが集中できるのではないでしょうかとお手紙を出したことがある。

その時の手紙の答えを幾星霜経ていただいたのかな?と
ちょっと感極まったが、
それ以上に、先生の肉体がやはり70歳を超えていることが大きいのかもしれない。
それを感じて、胸が詰まった。
先生が足を崩して祈るってはじめて仰ったことが、今までを考えると衝撃なのだ。

しかし、またある別の観点からも考えてみた時、
正座をしない国のメンバーが増えている世界的な観点でみるならば、
必然なのかもしれないと思った。

そして、おっしゃっている通り、確かに「祈る目的」が成されることが大事だし
集中をすることが必要だから、今祈るべき時に祈ることがちゃんとできるように、みちびいて下さっていること感じる。

正座でひざまずいてするか否かカタチでなく、天と疎通・交通する祈りをすること。
それに尽きると先生の祈りのスタイルを通して改めて思う。