主日礼拝の後に、教会を移籍される方のあいさつを頂いた。

「2011年から5年間、よちよち歩きだった私を育てて下さり感謝します。
家から近い教会にこのたび移籍することになりましたが、
新しい場所に行くのは新しい次元になる時が来たからだ。というその一言をもって
新しい場所でさらに新しく成長をして行きたいとおもいます。」

私の母よりも少し年上ぐらいの世代の壮年部の女性メンバー。

その一言にぐっとくるものがあって、目頭が熱くなった。

小さな子が自分でもう一人でできるよと言えるくらいになるまでには
いろんな事があるように、信仰の世界でもそういうことがあると思う。

自分の子供達と同じくらいの人達を前に、
「育てて下さり」ってなかなか言えるようで言えないのではないだろうか・・・
建前がない感謝の一言に感動した。

肉体の終わりの時期をじわじわと感じる時期に、新しく成長していきます。と
確かな希望と、はっきりとした意志がこもったその一言に

あ~摂理って本当に神様が一人ひとりを大切に育てているな~って感じた。
肉体の終わりが悲しいものではなくて、
確かな希望がある事を分かって生きることがどれだけ素晴らしいものか

「内なる人は日ごとに新しくされていく。」
聖書のその一言がなされている。

家族のこと、もっと祈らなければと力をもらった。