ポイントが分からない話し方をしていると何人かから言われたため、お勉強することにした。
従来、私は本屋や図書館でじっくり使える本なのか、何度も読み込む価値があるものなのか確認し、気に入ってから買っている。
神様にこうこう、こういう状況で、こう思うわけですと報告・連絡・相談し
館内をぶらつくと、不思議にこれだよこれと!読むべき本のタイトル背表紙が目に入ってくる。

今回はアップル創設のスティーブ・ジョブズ氏の名プレゼンから英語でプレゼンをするときの秘訣をまとめた本から学んだ。

「スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン 聴き手の心をつかむストーリーと50表現 上野陽子著」

英語でのプレゼンがステキにできるようにという目的でジョブズ氏のプレゼンを解剖し、何がよいのかを長所・魅力が摘出されている優れ本だった。

ジョブズ氏のプレゼンはストーリー力が特徴だそう。
製品紹介に、競合製品や他社の人物もさらりとユーモアがプレゼンを盛り上げる小道具にしつつ、視覚効果もうまくつかっているという話術やプレゼン力が基盤にあるとしても、製品に愛する情熱ゆえに聴き手を引き込む膨大な練習もしているとあった。。。やはり成功者にはそれだけの鍛錬があるのだと痛感。

さて、ジョブズ氏のスピーチのポイント3つ。

1.「ストーリー」で伝える手法
問題点を聴衆と一緒にシェアする進め方。
従来の問題点を的として、その問題点について具体的に実感が湧くように
「なぜ問題なのか、どんな問題をどのように解決するのか」それ明確にする。
問題=敵を倒すのが新製品
という流。

疑問の定時は聴き手が製品に気に掛けるメリットを疑問形を通して問いかける
Why?
What?
How?

2 .聴衆が楽しくなる工夫
英語的な思考方法と表現は短い時間で伝えたいことを伝えやすい。
しかしただ、伝えるのではなく、聴衆を引きこむ力があるそのポイントは
「短く・ポジティブ・ストレート」な単語を使って聴衆がワクワクするような表現をしているとのこと。

3.聴き手が共感できるたとえ話をする。
イエス様もよくたとえ話をしてくださっていましたが、ジョブズ氏も~is like~「~のようなもの」という表現をよく使っているそう。例としてはiPhone発表の際「iPhoneは、まるで自分の生活をポケットに入れているようなものだ」と表現したことで、見たことがない製品をよりイメージできます。

「表現を上手くすることだ」となんどもチョンミョンソク先生がおっしゃっていたことがありましたが
ジョブズ氏のスピーチを通してなるほど!ホントにそうだ。とおもいました。

ジョブズ氏の伝説的なスピーチとして「スタンフォード大学の卒業式の祝辞」では
こう語っています

「Your time is limited ,so don’t waste it living someone else’s life.
Don’t be trapped by dogma-which is living with the results of other people’s thinking.

皆さんの時間は限られています。だから、誰かの人生を生きて時間を無駄にしないで下さい。
世間の常識にもとらわれないでください。それは他の人間の考えに従って生きていくことです。」

「スティーブ・ジョブズに学ぶ英語プレゼン 聴き手の心をつかむストーリーと50表現 上野陽子著」より

たしかに、ジョブズ氏の人生からこの言葉は生まれ出るしかないと思う。
言葉はおこなって生きたとおりに出てくるものだと感じる。

イエス様がおっしゃった

「木はそれぞれ、その実でわかる。茨からいちじくを採ることはないし、野ばらから、ぶどうを摘むこともない。
善人は良い心の倉からよい物を取りだし、
悪人は悪い倉から取り出す。
心からあふれ出ることを、口から語るものである」ルカによる福音書6章44-45節

人間について、真髄を2000年以上前(当時の日本は縄文時代くらい;)におっしゃったイエス様の一言
を思い出します。