美容と健康

ランチパックのリアル (vs コンビニサンドイッチ)

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ここ最近、健康に気を遣っているうちの母。

私が食品業界にいることで、あれはどうなのこれはどうなのと

色々と聞いてくるようになりました。

関心を持つということは良いことです(^^)

私の知識だけではどうにも答えられないことも多いので、

自分も調べることができるから私自身にもプラスなのである。

 

先日調べたのは、ランチパックについて。これは、摂理のメンバーにも聞かれたことがあります。

一時期、「臭素酸カリウム」が使われていると騒がれたことがあるので、心配に思う人がいるのかもしれません。

 

調べてみると、山崎製パンさん、現在は臭素酸カリウムの使用を止めています。

というか、山崎製パンとしては厚労省の残留基準をクリアした上で使用していたわけだから、あの騒ぎは一部の無知な人による異常なバッシングであったと言えます。危険であればとっくに厚労省が出荷停止にしたはずですから。

でも、使わないに越したことはないですね。使わなくてもおいしく作れるようになった技術の進歩に感謝。

 

「ランチパックがカビないのは臭素酸カリウムのせいだ!」という情報も、間違いです。

そもそも用途が違います。臭素酸カリウムは保存料ではなく、小麦粉の製パン特性を上げるための小麦改良剤です。

 

ちょっと調べれば分かることなのですが、

原因の分からないことを添加物のせいにしておけば話が簡単で明確。受け手にも受け入れられやすい。

消費者が潜在的に持っている、添加物に対する良くない「イメージ」が手伝って、

鵜呑みにしてしまう人が多いんです。

 

情報が正しいかはどうでも良い、とにかく多くの人を扇動することを目的にしている発信者がいることが本当に残念でなりません。

 

ランチパックが長持ちする理由としては次の4つが挙げられていました◎

①無菌に近い工場で製造して袋に入れている

②窒素充填して無酸素にすることで、好気性菌(酸素を好む菌)が増殖できなくする

③pH調整剤、酸味料、酢酸ナトリウムなどで菌を増えにくくする

④グリシンなど単品のアミノ酸を入れて、菌に栄養障害を起こさせて増殖しにくくする

(食品と暮らしの安全 No.311 より)

 

ランチパックに保存料は使われていませんでした。

製造工程で初めから菌をつけないように徹底されているのが大きいのではないかと思います☆

 

ランチパックをはじめ、最近はコンビニに寄ればすぐに惣菜パンが買えるようになりました。

安全性は問題ないとしても、健康面でみると本当のところどうなの?ということが気になったので

代表選手「たまごサンド」で実際に特性を比べてみました(^-^)

 

✨エントリーNo. 1

セブンのたまごサンド

100gあたり 302kcal  脂質22.7g  たんぱく質8.7g  炭水化物15.6g

特徴はたっぷりのたまごフィリング。食べながら溢れそうになりました。

添加物の数が少なく原材料が最もシンプルです。三者の中では最も、たまご食べてる感が得られました。

その分、ちょっとお値段高め。

 

✨エントリーNo. 2

ファミマのたまごサンド

100gあたり 261kcal  脂質17.5g  たんぱく質7.5g  炭水化物18.4g

たまごの黄色が濃い目、と思ったら、着色料が使われていました。

カロテノイド色素、天然物由来です。

このくらいの量が個人的にちょうど良いです。

 

✨エントリーNo. 3

ランチパックたまご

100gあたり 281kcal  脂質15.0g  たんぱく質8.3g  炭水化物28.3g

2枚入りですが、表示されているのは1枚あたりの数値なので注意。

コンビニパン2つと比べて炭水化物の割合が高いです。パンの比重が大きいからかな?

手につかなくて食べやすさ◎

 

栄養成分は100gあたりに換算しています。

カロリー、脂質のトップはセブン。フィリングの多さが影響しているようです。

ランチパックとファミマは同程度でした。

消費期限も、ランチパックが少し長めなだけでほぼ同程度でした。

全体的にあんまり変わらないですね。選ぶポイントといえば味の好みと値段くらいでしょうか。

 

どれも食べていて感じたのは、

「めっちゃ胃がもたれる…!」ということ(-д-lll)

 

というのも、工場で製造され店頭に並ぶサンドイッチは、具材に油が多く使われています。

パンに具材の水分がしみこむと、カビの原因になります。

それを防ぐために、具材の油を多くして水分が出ないようにし、日持ちするようにしているのです。

具材が油膜でコーティングされているようなイメージです。

 

部活でバリバリエネルギーが必要な人が間食として買っておいて食べるには、

保存もある程度効くしむしろ適していると思うのですが、

 

例えばOLがランチに買って毎日のように食べるとしたら、

確実に油の取りすぎだなぁと思いました(^^;)

参考:マックのチーズバーガー(1個分122g)の脂質は13.5g。

 

勝手にサンドイッチ対決、全体的に安全面での問題よりも油の量が気になるということで引き分け!

正しい情報で正しい選択を☆油の摂取量が気になる女性の方、ランチの選択の際に参考にしてください(^^)

 

 

 

(この日、たまごサンドを食べ過ぎてお昼ご飯が入りませんでした。笑)

この記事を書いたブロガー

saku
saku
千葉大学→同大学院理学研究科卒業後、医薬品業界を経て食品メーカーで働いています。事実に沿った正しい情報提供をモットーに、食品の安全を守る分析屋さん。料理とマシュマロがすき☆
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